グレコンのいろいろ
はじめに
グレコンとはグレーコントロールの略称であり、人外のグレー数管理を意味する
騙り視点のグレー数のみに注目されることが多いが、真占いと騙りの両視点のグレー数を管理する必要がある
前半で詰み回避のためのグレコンについて考え、後半では狐処理のためのグレコンについて考える
詰み回避のためのグレコン例
基本的に難易度と信用はトレードオフの関係にある
1. 村役職に○を打つ
村役職は元々○であるから、占い結果で騙り視点のグレーを減らさない
追加騙りをするときは霊能や共有に○を打つ(死体に○を打つ場合も同様)のが最も簡単だが、狩人を狙って○を打つのも有効(護衛を奪う狙いも)
難易度は低いが、露骨にやると信用を下げる
2. COしている人に○を打つ
1と類似するが対抗や狩人COした人に○を打つことで占い結果で騙り視点のグレーを減らさない
難易度は低いが、基本的に信用を下げる
3. ○を噛む
真占いの○を噛むため噛みで真占い視点のグレーを減らさない
しかし、そこが騙りのグレーである場合は騙り視点のグレーを減らす
逆に、騙りの○を噛む場合噛みで騙り視点のグレーを減らすことはないが、そこが真占いのグレーである場合真占い視点のグレーを減らしてしまう
役職を含む確定○を噛む場合両視点のグレーを噛みで減らすことはない
実践的に①両視点の○にしてから噛む ②真占いの○を噛んでそこに○を打つ ③騙りの○が占われるタイミングで噛む(②と③は呪殺対応が可能)等
4. 真占いのグレーに●を打つ
騙りが結果を出したところを吊らせることで占い結果で騙り視点のグレーを減らすことはない
真占い師に完全グレーの狼を占わせる場合も同様に占い結果で真占い視点のグレーを減らすことはない
グレコンとしては弱いが、信用を取りやすく、狐候補を処理することができる
5. 真占いの○に●を打つ
真占いの○をパンダにして吊らせることで真占い視点と騙り視点両方の詰みを遅くする
グレコンとして最上だが真占いの○、即ち非狐に●を打つため狐候補が減らないことが欠点
6. 騙りの○に●を打たせる
初日囲い等で囲われた狼をパンダにさせることで5と同様にして真占い視点と騙り視点両方の詰みを遅くする
5と同様にグレコンとして最上だが真占いの○、即ち非狐に●を打つため狐候補が減らないことが欠点
7. 役職COをして役職ローラーをさせる
霊能騙りをして霊能ローラーさせるのが最も簡単
狐処理のためのグレコン例
前章では詰み回避や潜伏狼が処刑されないための真占いのグレーを狭めない方法を考えたが、真占いのグレーを広く保った戦い方は飽和率を高めてしまう
そのため狼陣営の理想的なグレコンは真占い視点のグレーに存在する狐候補が0になるような調整であると言える
以下はグレコンに失敗し飽和してしまった例
狐処理のためのグレコン例
1. 真占いの○に○を打つ
真占いの○、即ち非狐に○を打つことで狐処刑率を高める
2. 真占いのグレーに●を打つ
狐に●を打つことで狐を処刑する
さいごに
ここま全て狼視点に立って話を進めてきたが、逆を言えば占い師のときに上記の行動をすることで信用が下がる場合があることに注意されたい
また、進行するときは決め打ち後に処刑済の占い候補の○占い禁止指示を出す等人外に制限を課すべきである
さいごにパンダの生成が詰み遅くさせることを紹介したが、これを回避するための片白吊りについても検討していく必要があると思う